英国紅茶の歴史 20世紀初頭の紅茶のお勉強♪
2015.04.24
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今週はChaTeaでお勉強もして来ました。
ChaTeaが以前出したご本「英国紅茶の歴史」をテキストに、20世紀初頭の紅茶の歴史を学んできました。 この時代は大きな戦争がふたつあり、従来のあり方が通用しなくなり、世の中が大きく変わった時代でした。 ちょうど今放送中のダウントン・アビーの時代設定と重なる時代。 ダウントン・アビー、見れたり、見れなかったりですが、録画は欠かさず ![]() ![]() こちらのドラマ。単なる恋愛模様だけでなく、ティーシーンや、貴族と使用人の関係、服飾関係、インテリアなど、それはもうたくさんの教材の宝庫 ![]() というわけで、ちょっと楽しみに ![]() ![]() なのですが… 紅茶のお勉強でロンドンの「帝国戦争博物館」に行かれた? 配給手帳? 一般向きの配給茶から、ナイフで開封の跡のある軍用の缶まで現物入手です ![]() ![]() それが何なのか知らないと、たぶんただのガラクタ ![]() でも、一般的な教書では、こうした戦争中のお茶のことは詳しく書かれていませんし、もちろんお写真だって。実はとっても貴重な品々。手に取らせてもらってお勉強させていただけるなんて、ただただ感謝です ![]() 日本は戦争中はひたすら我慢が美徳の時代に、イギリスは紅茶も配給品として楽しまれ続けていたのです。 配給手帳の中にしっかり「TEA」の文字が ![]() 実際に使われていたチケットの破れ具合のリアティーがまたぞくぞくします。 この「TEA」は文字通りのことだけでなく、もっと植民地支配に関係する深い意味があることを伺い、ますます感動 ![]() この時代は、ホテルなどお外でのティータイムも環境が整い、充実した時代でした ![]() この日のティータイムは新茶ディンブラとキャロットケーキ ![]() キャロットケーキも戦争中に由来のケーキ。物が不足しがちな時代に、アメリカからニンジンがたくさん入って来ていたこと。またお砂糖も配給品であったため、不足を補う甘味変わりにニンジンが使われたと聞いたことがあります。 戦争中にティータイムの楽しみがあったことにも驚きですが、こうしたスイーツ付きであったことも驚きです。 このキャロットケーキは今でも大人気なのだそう ![]() 戦争中の食べ物が今も変わらず人気というのも、また不思議です。 私の祖母は、戦争中のお米の不足を補うのにお芋をいれて炊いていたそうで、お芋単体では大丈夫でも、お芋の入ったご飯は、思い出すからと苦手でした。 日本は戦争中のことは、なんだか触れられたくない負の遺産。のイメージが強く、こんなにあっけらかんとしているのは、差を感じますね。 ちょっと気持ちが重くなりそうで、固いお勉強でしたが、先生のマニアックさに時に笑い、楽しく ![]() ![]() デパートにあまり置いていなくて、知る人ぞ知るなところがありますが、ハプスブルク家に愛された窯 ![]() ![]() あぁ最後にとっておきのご褒美が待っていました ![]() いつも楽しいレッスンありがとうございました ![]()
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